薩摩焼 青海波に兎茶碗 (共箱)
橋本陶正山

寸法 : 高さ約7.4cm 径約11.7cm
状態 : 新品

黄色味を帯びた白薩摩で、見込みの茶だまりにかけの轆轤目と外回りの高台にかけての線筋紋に釉薬が溜まり濃く発色して景色となっています。
口縁にきグルリと金が施されていますが、一か所に少し金がない部分がありますが、見込みに使用感がないことから最初からのものではないかと推測されます。
畳付も少しだけ黒ずみがありますが、展示中の物かわかりかねますが特に気にならないと思います。

写真に撮ると、全体にやや汚れたような感じに見えますが、使用されての汚れではなく最初からの物です。
実物の茶碗は釉薬の濃淡が御本のような感じで温かみのある景色となっています。

胴には盛金で描かれた青海波と2匹の兎が描かれています。

青海波は半円形の文様が繋がって並べることで波を表していて、無限に広がる穏やかな波に幾久しく永遠と平和な暮らしが続くよう願いが込められている吉祥文様です。

兎は後退することがなく前進するのみ、そして跳ねて進むことから前向きで飛躍を連想させますし、兎といえば月、ツキを呼ぶということで福を招く動物として古来から愛されています。

波兎

廷臣が琵琶湖の竹生島に祀られている明神様に参詣するため船に乗った際に「緑樹影沈んで魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や」とうたった醍醐天皇の時代を描いた謡曲「竹生島」の一節が語源の由来とされています。
状態 古物B
販売価格 39,600円(内税) 特価
在庫数 1・
購入数


WebSHOP店長 栗林満


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